理科…だっけ？

2005年5月26日

本日、五限目、理科総合1の授業。

先生（生物講師）は開始から生物室の上にある音楽室から流れてくる「レットイットビー」の話に。

「先生は昔ビートルズにはまっていてねぇ」

授業が1時間つぶれそうな予感。

「小学校のときは文部省唱歌が大好きでねえ」

何を聞いてるんすか。

「中学校のときに校内放送で流れた「レットイットビー」を聞いて、いい歌だと思ってすぐレコードを買ってねぇ。で、数日後ラジオを聴いてたら「イエスタディ」が流れてて、ビートルズの局って紹介されててねえ。只者じゃないと思ってねぇ」

そりゃそうでしょう。

ここからさらに脱線。

「なけなしの金をはたいて3万円のギターを買ってねぇ。帰っていたら転んでねぇ。泣きそうになってねぇ。傷だらけになってたからねえ。泣きながら帰ってねぇ」

泣いたんですか。

「高校の頃は毎日家に帰ったらギターを引いててねぇ」

ここからさらに脱線。

「この3月に卒業した生徒にものすごくギターのうまい生徒がいてねぇ。その前にもロック系のバンドみたいなのがあってねぇ。ものすごくうまかったんですよ。まあ私の教え子みたいなもんでね」

アンタ理科の講師でしょ。

「大学は九州の大学でねぇ。質屋で買った安い茶色と黒のギターを使っていてねぇ。卒業するときに当時の彼女に渡してねぇ。いらないって言われてねぇ」

先生、色合いを考えてください。

ここで女子から、彼女についての話をせがまれると。

「いや君たちにはまだはやいですよ。まだ十五・六歳でしょう？」

十八禁の話ですか？

最終的には、

「みんな、選挙にはちゃんと行きましょう」

これ、何の授業でしたっけ…。