Wボケ

2005年10月9日 お笑い全般
今日はちょっとまじめな話を。

先日、このBlogでかいた某本に「Wボケ」について、それらの芸人について書かれていました。

そこに書かれていたのでは、笑い飯、おぎやはぎ、シャンプーハット、POISON GIRL BAND(以下PGB)などなど。

で、この中で笑い飯だけがタイプが違うのは分かりますよね?笑い飯は「ボケ×ツッコミ」を両方がする。でも残りの3人は「ボケ×ボケ」なのである。

この「ボケ×ボケ」、ものすごくセンスがいるのはわかりますよね?コントで言ったらアンガールズがそうかな?バナナマンとかも。あんまりネタ見たことないけど。これらの芸人、今書いてみると全員シュールって呼ばれてるんです。当たり前ですよね。普通が「ボケ×ツッコミ」なんですから。普通の人ができないんだから、それは“シュール”なんですよね。

あ、今思いついたけど東京ダイナマイトもちょっとこれに近いのかな。松田さんのボケを受け入れ、そこの間違ってるところをハチミツさんが優しく訂正する……そう、訂正。

おぎやはぎも間違いなく“訂正”だし、シャンプーハットはここが“褒め”になる……PGBは“理解”で、アンガールズは“偉さ”(コントの中だけですよ)、バナナマンは……えーっと……そうそう“イジメ”だ。

「ボケ×ボケ」にはそういったぶっ飛んだ世界観が必要。だから普通の人には真似できない。そんな芸人がたくさんいても困るけど、いなくなっても困るよね?

笑い飯の漫才は「漫才のグレードアップバージョン」、おぎやはぎやPGBは「未来の漫才」なのだ。未来を見れる漫才は、なにか今の一般的なお笑い芸人にはない期待感がもてる。

別に笑い飯の漫才を否定しているわけではない。笑い飯の漫才には“勢い”という名のパワーがある。それは彼らだけが持ちえる至高のエネルギーだ。売れてるお笑い芸人には、何かのエネルギー、一般的にはオーラというかな?そんなものを持ってる。まだ直では見たことないけど(核爆)。でも、テレビを通しても見える。よね?

もしかしたら50年後の漫才師全員が眼鏡をかけてて、長髪と長身で、「君めっちゃ頭ええやん!」と叫んでたら、面白いなあ(笑)。

天澄 幽蛇 (894文字)

http://blog.with2.net/link.php/15934
人気ブログランキングに登録中!今日は何位かな?
22445

コメント